偵察衛星 2012 3 25

2012年3月25日の時事通信社のニュースには、このようなものがありました。
「ミサイル本体、基地に搬入=北朝鮮が発射へ準備−韓国軍」
【ソウル時事】韓国国防省当局者は25日、
北朝鮮が衛星打ち上げ名目で来月の発射を予告した長距離弾道ミサイルの本体が、
西部・東倉里の基地に搬入され、発射準備が進められていると述べた。
(中略)
 同基地は、液体燃料の注入を地下施設を使ってできるため、
衛星からの直前の準備状況の確認が困難といわれる。
(以上、引用)
 この記事では、
「液体燃料の注入を地下施設を使ってできるため」というところが、
かなり気になります。
それでは、偵察衛星から、進行状況が確認できません。
 私の記憶違いかもしれませんが、
昔の北朝鮮だったら、わざわざ偵察衛星から見えるように、
「堂々と」液体燃料の注入作業を行ったと思います。
最近の北朝鮮は、秘密主義になったのでしょうか。
 いずれにせよ、こうした大きな花火を打ち上げるときは、
足元に注意すべきです。
つまり、北朝鮮国内の動きに注目すべきです。

二正面作戦 2012 1 29
 日本の自衛隊は、
米軍が中東と東アジアで二正面作戦の能力を維持できるか、
興味深く見ているでしょうが、
自衛隊も、二正面作戦を取らざるを得ない場合が、
出現する可能性を検討すべきです。
 ペルシャ湾(ホルムズ海峡)は海上自衛隊、
朝鮮半島は陸上自衛隊が主力となるでしょう。
 ペルシャ湾の海上自衛隊はわかるが、
「朝鮮半島の陸上自衛隊は、なぜか」と思ったでしょう。
 それは、朝鮮半島有事の際に、韓国にいる邦人保護の問題です。
その数が、数十人ならば、韓国軍や米軍に頼めるでしょうが、
邦人の数が、数千、数万人になると、
もはや邦人保護を韓国軍や米軍に頼める話ではありません。
陸上自衛隊が、韓国国内において邦人保護をするしかないでしょう。
この場合は、陸上自衛隊の大規模な出兵となるかもしれません。
 もちろん、このような混乱になる前に、
人民解放軍瀋陽軍区の精鋭部隊が38度線まで進出するのかもしれません。
 さて、中東も厳しいと思います。
中東での戦いは、通常でない兵器、
つまり、核兵器が使用される可能性があります。
 1月28日の時事通信社のニュースには、
さらりと、「米軍は、地下貫通型爆弾バンカーバスターが、
イランの地下施設を破壊できないと結論付けた」というニュースが流れましたが、
これが意味することは、残る兵器は、核兵器しかないということかもしれません。
 もちろん、米軍は使わないでしょうが、イスラエルは、使うかもしれません。
イスラエルは、座して死を待つような国ではありません。

テル・アヴィヴ・ヤフォ Tel Aviv-Yafo 2005 8 29

ある時、寝ていて、こんな夢を見てしまい、ゾッとしました。

 イランから発射された、イスラエルを狙ったミサイルが、
誤って、アンマンに落ち、中東が大混乱に陥ったという悪夢です。
ちなみに、ヨルダンの首都アンマンの古称は、フィラデルフィアです。


































































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